間接アドレス指定 indirect addressing, deferred addressing 主記憶のアドレス指定の一種. あるアドレス指定によって求められたアドレス の主記憶語内の情報を, 実際にオペランドが格納されている語のアドレス(こ れがこの場合の実効アドレス)とする指定をいう. 図はこの関係を示し, 間接 アドレス指定を指定しない場合の実効アドレスがαであるとき, 間接アドレス 指定を行なう実効アドレスはβとなる. したがって, αを実効アドレスとする 元のアドレス指定をXとすると, ‘Xの間接アドレス指定'(たとえばレジスター 間接アドレス指定)のようにいうべきであるが, Xが直接アドレス指定の場合に 限って間接アドレス指定とよぶこともある. なお, 主記憶中のアドレスの格納 された語に間接アドレス指定を行なうフラグをおき, そのフラグを必要回数オ ンにして多重間接アドレス指定ができるようにする場合もある. 間接アドレス 指定では, 実効アドレスの計算のために主記憶を1回余分にアクセスする必要 があるが, オペランドの位置を変えても実効アドレスの格納された語の内容を 変更するだけでよい. このように非常に柔軟性のあるアドレス指定方式である ので広く利用されている.